金曜ドラマ、「フェイクマミー」。
第９話ではいよいよドラマ終盤。「本橋（笠松将）の動きが本当に怖い」とSNSで話題。９話ラストでは薫（波瑠）が全てを背負って警察へ自首するところで最終回へ＿＿。
フェイクマミー第９話怖い？[ネタバレあり]最終回予想の考察・感想まとめ
最終回では、”母親のなりすまし”に関しては茉海恵（川栄李奈）、いろは（池村碧彩）を金銭種々のために騙し、全て自分の罪だと言って薫（波瑠）が警察に自首することで茉海恵の会社RAINBOW RABもいろはの柳和学園への在籍も守ろうとするが＿＿＿
SNSでは、ササエルこと佐々木智也（中村蒼）＆まみえるや、薫＆竜馬（向井康二）の関係がどうなるのか、話中のメインテーマではないところに関しても話題となり向かえた最終話でした。
薫・茉海恵・いろははどうなるのか、最終話について感想をまとめました。
フェイクマミー最終話 偽ママ家族の運命は・・・
このドラマは途中回では「ありえない」「つまらない」「無理がある」などの声も多数ありました。
「母親のなりすまし」という罪に問われるようなことをメインテーマにしながら進んでいったので、視聴者によって様々な受け止め方がなされたドラマでした。
慎吾（笠松将）は全てを手に入れるためにRAINBOW RABの買収に不正を働き、柳和会では薫と茉海恵を呼び出し再度説明会を開催させる。
柳和会では三羽烏の三人を始め、保護者が署名を集めて学園へ提出。
これを受け、説明会では薫・茉海恵が本当のことを全て包み隠さずに話し、その場にいろはを含める同級生の子ども達が集まる。
子ども達といろはの熱い想いを語り、校長は特例で「偽ママ」を「代理母」として認める措置を決定する。
慎吾の妻・さゆりは慎吾を見ていられなくなり止める為に茉海恵に不正となる根拠を渡し、慎吾は三ツ橋食品の社長を解任される。
全てを失った慎吾は息子である圭吾・さゆり（田中みな実）とともに別の人生を歩み始めていく。
いろはは圭吾とともにジーニアス留学制度に選出される。
そして薫は起業する。
薫･竜馬、茉海恵・ササエルもまぁそれとなくハッピーエンド。
最終回[ネタバレあり]感想|別人級？誰がどうなる？【画像あり】
なので、本記事ではあくまでも筆者の個人的な感想であり、視聴者のそれぞれの価値観で受け止められて良いと思うので、ご理解頂いた上で読んで頂けたら嬉しいです。
最終回のみどころはいくつかありましたが、筆者的には
・薫が茉海恵・いろはを自分を犠牲にして守ろうとした場面
子どもを守りたい・誰かを守りたい、という気持ちに立場なんて関係ない！ということを強く語っているところが印象的で、実際そういう感情が芽生えることってあるだろうな、と共感しました。
・仲間を守ろう！と動き出した三羽烏の皆様！！！
かっこ良すぎて女性・母の美しさが滲み出ていて本当に良いキャラクターでしたね。
・柳和学園に特例で「代理母精度」が設けられ、三人で柳和学園に通うシーン。
本当に周囲の人達に理解され、受け入れられて良かったです。いろはの笑顔が最高すぎでした。
柳和学園の校長も、そうだけどとにかく賢い人達がきちんと理解を示しているので決めつけて否定するだけ、のつまらない人間に囲まれていると言うわけではなかった点が良かったです。
・それまでと別人級？本橋慎吾が社長解任されたあと、圭吾と公園でサッカー！
このシーン、個人的にはとても好きです。
さゆりがとにかく賢い母親で良かった、つくづくそう思わせられたポイントでした。
フェイクマミー最終回は視聴率5.2％日本＆世界トレンド1位に
賛否両論あるドラマでしたが、最終回には国内・世界いずれも「一位」に輝きました。
設定のありえなさから、様々な声がありましたが、本当に現代の働く子育て世代の本質を突いた、深いドラマだったのではないかと思います。
それを象徴したのがこのシーン。
仕事に打ち込むと子どもを犠牲にしていると言われ家庭に専念すると自立していないと言われ
でも母親達はそれぞれのやり方で子どもを守ろうとしてる
毎日どうにかして子どもを守ろうとしているだけです
子どもの有無や仕事の有無で女性は分断されてしまう
私たちの解決策を見つけたかったんです
とても響きました。
そして、深くて真髄を突いている良い台詞だったと思います。
本当に社会と家庭との両立で日々奮闘しているママ達はたくさんいます。
正直言ってやったことのない人にはわからない大変さだと思っていますし、その逆もあり、子を持たずに適齢期を迎えた女性も同様に、人知れず悩み苦しみもがいているんです。
育児にだって仕事にだって家事だって、みんな違うやり方があるのですから。
日本社会は急速に女性にとって、変わろうとしています。
そのスピードや変化を望んでいる人もそうでない人もいるのが現実です。
全ての女性にとって、理解ある社会でありますように＿＿＿
まとめ
いかがでしたか？
筆者個人的には非常にいろいろなことを考えさせられ、またこのドラマが放送されたことが少しでも女性達の現実を知ってもらえる機会になったのでは、と嬉しい気持ちでいます。
劇中ではあまりにも課題が多すぎて最終回が10話で迎えられることに「時間が足りない！」と思っていましたが最後のハッピーエンドは本当に素敵なまとまりで見ていて物足りなさを感じることなく観ることができて嬉しかったです。
今日からまた、頑張っていこう！そう思えたドラマでした。
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