アメリカのプロバスケットボールリーグNBAのゴールデンステートウォーリアーズに在籍するスーパーロングシューターのスティフィンカリー。
2013年から10年以上となる長い間、カリーのバッシュといえば「アンダーアーマー」。
日本人選手では「和製カリー」と騒がれた富永啓生選手が憧れのカリーブランドとの契約をし、話題となっていました。
スティフィン・カリーがバッシュを変えた?
カリーほどの選手ともあれば、契約ブランドから今までもたくさんの自身のモデルのバッシュを発表し、ファンを賑わせてきました。
ところが2025年11月14日(現地時間15日)のスパーズ戦でカリーがナイキのバッシュ「KOBE6」を履いてウォーミングアップをしていると話題になりました。

2022年9月には、1400億円の生涯契約を結んだと報じられ、NBA界のレジェンド、マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズに次ぐ生涯契約ということでファンを賑わせていました。
カリーがバッシュを変えたその理由は何
10年以上ともなる長い間、契約をしてきた「アンダーアーマー」との決別が発表されましたが、これについては個人的な問題や対立などの背景はないようです。
カリーは、アンダーアーマー社で展開していた「カリーブランド」を、自身の引退後のビジネスも踏まえ、完全に独立したブランドにしたいという思いがあったようです。
自身のブランドを持つことにより、そのバッシュに対し一層オリジナル性を発揮するため、柔軟性と決定権を保持したいという目的です。
さらにはアンダーアーマー側にも企業の再編計画が予定され、カリーとの長期契約については見直すことで双方にとって最良の結論だと位置づけています。
とにかく、カリーは「カリーブランド」のバッシュをより自身の拘りを強く持ったアイテムに洗練していきたい思いが今回の決別の大きな理由となったのでしょう。
カリーは、アンダーアーマー社に対して、長期にわたる自身への信頼に心からの感謝を示しています。
スティフィン・カリー気になる今後の着用バッシュ予想
スニーカーFA(フリー・エージェント)となったカリーは前述のナイキ「KOBE6」の着用についてコービーの愛娘でありコービーと共に事故で亡くなったジアナ・ブライアントさんに捧げたモデルのバッシュを着用することで「彼らに敬意を示したかった」としています。
また、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)もアディダスからナイキに契約が変わる期間、スニーカーFAとして様々なバッシュを着用し、ファンを魅了していました。
19日に行われたオーランド・マジック戦では、試合前にリーボックの「シャックノーシス」を着用して会場入りしました。
さらにウォーミングアップ中にはナイキの「エア・ペニー2」のカスタムモデルを着用しています。
2つのシューズはいずれも、過去マジックで活躍していたシャキール・オニールとアンファニー・ハーダウェイのシグネチャーシューズで、カリーはバッシュ選びを通して、対戦相手のマジックのレジェンド選手に敬意を表していました。
スニーカーFAとなっている現在の期間のカリーのバッシュ選びに関してはファンの間でも楽しみのひとつになっているようです。
まとめ
いかがでしたか?
NBA界の大スター、スティフィン・カリー。
アンダーアーマーとの決別の背景には次世代へのカリーの想いをさらに追求するための熱い力を感じます。
今後の「カリーブランド」に、ますます注目していきましょう。
コメント