2026年2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピック。
選手村(せんしゅむら、Olympic Village)とは、オリンピック大会で選手・役員などが寝泊りする場所で、近年では様々な工夫が凝らされ単なる宿舎、ではなくなってきています。
今大会は初の多地域開催となりますが、どのような選手村となっているのか、まとめていきます。
ミラノオリンピック選手村ミラノでは1,700人収容規模

ミラノ・コルティナオリンピックは開催地が多地域に選手村はミラノをはじめ、6カ所に設置されています。
・アンテルセルヴァ・オリンピック選手村
バイアスロン競技の会場であるアンテルセルヴァ・バイアスロン・アリーナの近くにあり、代表団はスムーズに競技会場に移動できます。
・ボルミオ・オリンピック選手村
ヴァルテッリーナに位置しており、ステルヴィオ・スキー場をはじめとする周辺の競技会場への移動も負担が少なく、選手達にはリラックスした環境を提供しています。
・コルティナダンペッツォ・オリンピック&パラリンピック選手村
コルティナダンペッツォにある競技会場(コルティナ・カーリング・オリンピックスタジアム、スライディングセンター、トファネ・アルペンスキーセンター、パラスノーボードパーク)の近隣に位置しています。
そのため、選手たちは長時間の移動に煩わされることなく、競技に集中できる環境が提供されます。
・リヴィーニョ・オリンピック選手村
都市中心部と競技会場の両方に近いという立地が良いです。
リヴィーニョ中心部からは2km、ミラノ・マルペンサ空港からは約200km、ヴァルテッリーナの競技会場(リヴィーニョ・スノーパーク、リヴィーニョ・エアリアル&モーグルパーク)にも近いです。
・ミラノ・オリンピック&パラリンピック選手村
ミラノ・サンタジュリア・アイスホッケーアリーナなどの競技会場に近く、オリンピック開会式が行われるミラノ・サンシーロ・オリンピックスタジアムからも遠くない距離に位置しています。
・プレダッツォ・オリンピック&パラリンピック選手村
町の中心部までは1km未満、ヴァル・ディ・フィエンメの競技会場(プレダッツォ・スキージャンプ・スタジアム、テーゼロ・クロスカントリースキー・スタジアムなど)にも近くアクセスできるようになっています。
ミラノオリンピック選手村はどんなところ?大会後はどうなるのか
選手村の設置には、大会期間中はもちろんのこと、大会後も持続可能な施設活用を見据えて設置されました。
SDGsの視点での選手村の施設の設置ということで、この地域にポジティブな影響を与える先進的な取り組みとして進められています。
大会後にはミラノの選手村施設については、2026年3月以降学生寮として利用されることが決まっています。
滞在の快適さはもちろん、イタリアが誇る高品質な食事が提供され、リラクゼーション施設、選手が24時間利用できるスペースなどが完備されています。
大規模な大会が開催後も都市の発展に貢献することを見据えた設計とされており、好例となるでしょう。
選手村ではJOC G-Road stationでTEAM JAPANアスリートをサポート

リオ2016大会から6大会連続でG-Road stationを開設し、アスリートの競技を良好なコンディション維持と栄養面(エネルギー補給等)から応援します。
海外の慣れない風土や大舞台を前に、食が進まずコンディション不良に陥ってしまうことがないよう、サポートとなるメニューを開発。
日頃食べなれた「和軽食」を提供することも決定しています。
イタリアの季節野菜をふんだんに使うことで一日に必要な野菜の1/3の摂取ができるように工夫します。
うま味のきいた餡かけと、ギョーザのカリっとした食感で、栄養面からTEAM JAPANのからだとこころを支え、選手の挑戦に伴走します。
さらに、オリジナルメニューの「エネルギー豚汁」と「コンディショニングスープ」を日替わりで“味変”できるよう、「鍋キューブ」の用意もします。
味の素株式会社がゴールドパートナーとしてアスリートのパフォーマンスをサポートすることが決まっています。
まとめ
いかがでしたか?
オリンピックの選手村といえば、開会式・閉会式の会場と並んで大会の象徴となる場所になります。
選手・スタッフの宿舎としての機能のみならず、アスリート同士の交流を深めることで、オリンピック精神の“連帯”(Solidarity)を築き上げるツールとしてIOCは位置づけています。
食事・文化・そしてパフォーマンスの準備のために最高の環境で、アスリート達は熱い闘いを見せてくれるでしょう。
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