2025年12月19日(~20日)、全日本フィギュア選手権が開催されました。
女子ショートプログラムでは、島田麻央(木下アカデミー所属)17歳がトリプルアクセルを完璧に決めて、今季世界最高を上回り、自己ベストも大幅に上回る79.33点をマークし、首位の坂本花織と0.1点差の2位発進となりました。
好成績の島田麻央さんが、なぜジュニア枠参加なのか、ミラノ五輪代表選考に非該当なのかについて解説していきます。
島田麻央はジュニア圧倒的な強さの選手
島田麻央さんは世界ジュニア選手権の3連覇だけでなく、ジュニアグランプリ(GP)ファイナルも3連覇、さらに全日本ジュニアは4連覇しており、ジュニアでは圧倒的な強さを誇る選手です。
ジャンプの完成度や疾走感はジュニアとは思えない・と話題となっています。
島田真央なぜジュニア?オリンピックは出れない理由はなに
島田麻央さんの誕生日は2008年10月30日。
2025年12月現在では17歳になっています。
フィギュアスケートでは2022年に、ルール変更がありオリンピックの出場年齢制限が新シーズンが始まる7月1日時点で17歳であることという条件があるために、島田麻央さんはジュニア枠となってしまいました。
ファンの間では「なんで麻央ちゃんオリンピック出られないの」と悲痛の声も。
条件や規約を決めるにはどこかで区切る必要があることは理解できますがオリンピックは4年に一度しかないのでなんとも言えないですね。
ご本人は受け止めるしかない状況ではあるものの、次の五輪を見据えてトリプルアクセルのみならず4回転ジャンプの練習に励んでいるとのことです。
島田真央 中井亜美は同学年!中井亜美は五輪出場なるか
島田麻央さんと同学年の中井亜美さん。
彼女は4月生まれなので五輪出場年齢には達しており、熾烈な代表選考に参加しています。です
大躍進中の17歳コンビです。
ほんの半年違いの誕生日のずれで五輪出場の代表選考の参加可否が違ってしまったのは皮肉としかいいようがないですが、まずは中井亜美さんに五輪切符を獲得できるように応援したいところですね。
まとめ
国際スケート連盟(ISU)の取り決めには従うほかない島田麻央さんの件。
それまでは15歳だった規定が17歳になってしまったこと、お誕生日がほんのすこし遅かったことは運命としか言いようがない状況ですがこれに落ち込むことなく指導者とともにご自身の今できる最高の演技で上位に食い込んでいく素晴らしさを島田麻央さんから感じます。
次回の五輪出場には間違いなく選考にも上位で絡んでくること間違いなしの島田麻央さん。
今回の悲劇を背景にますます応援したくなりますね!

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